キッズコムについて

2012年04月 阪神芦屋駅前でオープン
2017年04月 現在の場所(芦屋市公光町8-31)へ移転
2021年08月 北隣に 第2キッズコム 開設

運営団体:特定非営利活動法人夢コネクト(2011年6月設立 代表:森本紀子)

運営方針

  1. 学習の習慣を定着させます
    低学年のうちの習慣づけがとても大切です。
    (宿題は必ず、”きちんと”する、答えは教えない、辞書など使って自分で調べる)
    また、高学年になってから自分で学習することができるよう、
    きちんと自分で調べたり、考えたりすることを身につけます。

  2. 子どもたちの主体性を引き出し、伸ばします。
    キッズコムは、異年齢・違う学校の仲間がいるコミュニティ。
    子どもたちが自分たちでうまくやっていく術を身につける恰好の場です。
    遊びも交渉も(時には揉め事も)子どもたちが主体ですので、必要以上にスタッフが入っていきません。

  3. 失敗やしんどいことはどんどん経験すべし!
    小学校の間に、失敗やしんどいことをたくさん「経験」してこそそれらへの耐性がつき、
    心の強さ、我慢強さ、柔軟な心、思いやる気持ちなども身についていきます。
    だから、失敗や苦労を先回りして取り払うことはしません。 

設立の背景

何がやりたいかわからない、自分をうまくアピールできないと就職活動で右往左往する大学生が大勢います。
自分と向き合う経験をしていない学生や周りのお膳立てに流されてきた学生は、間違いなく就職活動で苦労しています。

また、入社した会社で居場所や役割を見つけられずに、短い期間で辞めてしまう若手社員なども未だ課題です。
これらは、大学の偏差値レベルとは関係なく起こっています。
入試の内容も大きく様変わりします。AI技術の進歩など、世の中もどんどん変化していきます。
一生懸命勉強すれば、安泰な道を歩けるという時代は過ぎ去りました。

児童・生徒・学生、若年者のキャリア教育や就労支援に携わってきて強く感じること。

  • 対 自己 … 自分とのかかわり (自分自身と向き合う)
  • 対 他者 … 他人とのかかわり (他人とうまく関わる)
  • 対 社会 … 社会や地域とのかかわり (地域や社会の一員として役割を果たす)

このようなことをもっと早くから経験していかなければならないと思っています。
中高生・大学生になってからでは遅い!のです。
小学生のあいだにこそ、将来どういったチカラが必要かを見据えて、
さまざまな「関わり」を通じて、成功や失敗の経験値を
たくさん積み重ねて成長していくことが必要なのです。

何でもお膳立てされた中で活動したり経験したりすることが多くなり、
失敗や挫折に慣れていない子が多いなーと感じることもたくさんあります。
失敗や挫折、「うまくいかない!」という状態から努力すること、頑張ることでの克服や立ち直り、
そのあとの達成感・充実感を得る機会もたくさんしてもらいたいなと思います。

最近は早くから塾などでの勉強をがっつりさせがちですが…
勉強は、基礎力さえあればあとからいくらでも追いつくことができます。
でも人としてのチカラや資質は、机や教材に向かっているだけでは
決して身につかないのです。

元教師やコーチ、教育コーディネーター、キャリアカウンセラーなどが、
そんな思いで共感しあい、設立にいたりました。